仲源寺(目疾み地蔵)

1228年 勢多判官為兼
 

浄土宗
 

本尊 地蔵菩薩

 

 鴨川が氾濫した折、防鴨河使(鴨川の管理をする役人)だった勢多為兼が地蔵菩薩のお告げにより鴨川の氾濫を防げたことから地蔵菩薩を祀ったことが始まり。
 このことから、「雨止み地蔵」と呼ばれるようになったとも、雨に降られた人々の雨宿りスポットであったから「雨止み地蔵」と呼ばれるようになったとも。
 この「雨止み」が転じて「目疾み」地蔵と呼ばれるようになり、眼病治療に霊験があるといわれ、信仰が篤い。
 四条の賑やかな商店街の一角にひっそりとたたずむ。お店に目を奪われていると、ともすれば見逃してしまいそうなほどこぢんまりとしている。
 本尊である地蔵菩薩はかなり大きく、玉眼がきらりと光っている。その右目は潤んで充血しているように見えることから、眼病で苦しむ人々の身代わりになってくださっていると言われている。
 何度もお参りはしていたのだが、昼の人出が多い時に写真を撮るのはどうよと思って、なかなか画像添付ができないなと断念していた。ようやく早朝(人出少)に行く機会ができたので、こそっと写真を撮ってみた。