文子天満宮

942年 多治比文子(たじひのあやこ)建立
 

祭神 菅原道真(すがわらのみちざね)

 

 大宰府へ左遷された道真崩御の後、都では様々な災厄を道真の怨霊がもたらしていると思われていた。その折、道真の乳母だった多治比文子のもとに、現在の北野天満宮の地へ自分を祀ってもらいたいと、道真からご宣託があった。しかし、そのとき文子にはその力はなく、ひとまず自宅の庭に祠を建てて拝んでいた。
 その後、947年に現在の北野の地へ北野天満宮を建立するにいたった。
 このことから、北野天満宮前身社とされている。そして、天神信仰発祥の地ともいわれているのだ!
 道真公好きとしては、外せない神社!前々から気にはなっていたのだけれど、なかなか行く機会に恵まれなかったのである。たまたま宿泊場所から徒歩圏内だったということもあり、やっと参拝叶いました。
 境内は住宅街の一角にありこぢんまりとしている。その片隅に文子さんの像がある。御幣を持ったお姿の可愛らしい像である。
 境内入り口から本殿の上にかけて透明なトタン(?)の屋根がかけられており、雨でも大丈夫仕様…?
 占い教室もやっているそうです。