西明寺

天長年間(824~34) 智泉大徳開山

 

高野山真言宗

 

本尊 釈迦如来

 

 もとは神護寺別院。1290年、神護寺より独立。
 西明寺へ向かう途中、清滝川に架かる指月橋。朱塗りの橋が青もみじに囲まれている様子は、まるで別世界への入り口のよう。
 橋を渡り、石段を登った先が西明寺。表門と石の灯籠がとても良い。
 本堂内には本尊の清涼寺式釈迦如来像をはじめとして、素晴らしい仏像が並ぶ。
 本堂手前には、聖天堂がある。そして、こちらのお寺の鐘は撞くことができる。山の中へ響き渡る音は、とてもよい音色。
 本堂から右奥へ入ったところには下へ続く石段があり、そこを下ってゆくと滝があった。その滝の横には、滝行ができるようになっていて、とても神聖な雰囲気。
 西明寺のすぐ下には清滝川が流れており、水音が聞こえ、とても涼やか。
 目に青葉 耳に水音 鐘の声…