錦天満宮

1003年 創建
 

祭神 菅原道真

 

 道真の父・菅原是善の旧邸「菅原院」を六条河原院の跡地に移し、「歓喜寺」が創建されたのに伴い鎮守社として祀られたのがはじまり。
 1587年、豊臣秀吉の都市計画により現在の地へ遷される。
 京の台所・錦市場の東端にあり、生活に密着した感がある。
 こぢんまりとしたお社だが、市場の中にあって、提灯がそこにお宮があることをかなり主張している。
 境内には、天満宮にはつきものの撫で牛さんもいらっしゃる。そして、鎌倉の鎌倉宮にもあった獅子舞おみくじがここにもいた(笑)。やっぱり惹かれる(笑)。
 また、「錦の水」と呼ばれる御神水があり、この湧水を汲みに訪れる人も多い。お参りしている間も何人もの方が汲みにいらしていた。
 美味しい食べ物には美味しい水が必要で、ここに市場があるのも納得だ。お参りした後は、存分に買い食いを堪能しよう!