宇治上神社

4c頃創建か(?)
 
祭神 応神天皇(おうじんてんのう)
   仁徳天皇(にんとくてんのう)
   菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)
 
 日本最古の神社建築。もとは宇治神社の上社。
 境内はさほど広くはないが、見事な建築物は見ごたえ十分。本殿は、覆屋のなかに収められており、直接目にすることはできないが、平安時代後期の建築物といわれており、貴重な様式を残している。
 近くの平等院と比べて人の訪れが少なく、かなりじっくり拝観できる。背後の木々もすがすがしい気分にさせてくれる。
 境内の拝殿前には立砂があり、神聖な雰囲気。また、拝殿内部には几帳がおかれ、蔀戸や舞良戸などが用いられており、平安時代の住宅風の造りとなっていて、平安時代の面影を残している。可愛らしい。
 また、宇治名水のうち、唯一現存する「桐原水」が湧き出ている。