きものつれづれ

 ここでは、私の大好きな着物について、本当に自己満足のため(!?)に書き綴ってゆこうと思います。
 思い起こせば、物心ついたときから着物が気になって気になって仕方がなかった私。お正月には着物を着せてもらい、夏には浴衣と幼少時からそこそこ着物に親しんでいました。
 特に家族に、日常着物で生活していた人がいたわけでもないけれど、祖父は結構着物を着ていたような記憶があります。
 そして、祖父母と一緒に暮らしていたので、時代劇が頻繁にかかっていたような気が(笑)。そんなこんなで、着物が気になる存在になっていったのは確か。
 そして、小学校の中学年の時に小倉百人一首のカルタを母にねだって買ってもらってから、平安時代が気になって気になって仕方がなくなりました(笑)。カルタとして遊ぶのではなく、絵札を鑑賞して遊んでました(笑)。遊んでも、せいぜい「坊主めくり」(笑)。
 中学や高校の時は、国語の便覧を眺めては、女房装束の襲の色目にうっとりすることもしばし(←気持ち悪っ(^^;))。通称「十二単」を着ることを夢みるように(笑)。
 しばらくは、平安時代(日常決して着ることのできない装束文化)にどっぷりでしたが、大学に入って江戸時代の面白さに出会い、着物文化(日常着られる!)にどっぷりはまってゆくようになっちゃいました。
 そして、歌舞伎などの古典芸能との出会い!多分、これももとをただせば「衣装が素敵だったから」というのが大きな理由ひとつのような気がする…。高校時代に2度だけ地元で歌舞伎を観に行ったことがあったけれど、香川ではあまり歌舞伎に触れる機会もありませんでした。大学時代、大阪に住むことにより、歌舞伎がぐっと身近なものに。だって、公演回数が多い!一人で劇場に通っていました。
 そして社会人になり、鑑賞するだけじゃなく、実際に着たい!との思いが強くなり、帯の結び方をよく行く呉服屋さんで教えてもらい、箪笥に眠っていた着物を引っ張り出して少しずつ着るように。だけど、ひどいものだったと思います、ほんと(^^;)。着始めた当初の写真とか見ても、裾短っ!とか半襟、出てへんやん、とか。本を見ての自己流着付けだったから。
 着る機会が増えてくると、せめて、もうちょっとマシに着こなしたいと思い、着付け教室へも通うように。着崩れの仕方が、全然違います。まだまだ未熟だけど…(^^;)。数をこなすのが一番の解決法ですね!
 また、自分が着物を着るようになってから、アンティーク着物の素晴らしさに開眼!きっかけは、祖母の名古屋帯。香川の骨董市には、かなりの頻度で出没していました(笑)。最近はネットも便利だし、京都のアンティーク着物やさんへも通ったり。

 そして、それと並行して、京都には舞妓さんに変身させてくれるお店がたくさんあるということを知ります。これは、行くしかないだろう!と思い、変身。…そして、見事にはまりました(笑)。
 お店もリーズナブルなところから、本格的に仕上げてくれるところまで様々。私は、まだ数店舗しか経験していないけれど、いろいろあるみたいです。お店によってお衣装とかお化粧とか全く違いますし。自分の好みのお店がわかってきたら、リピートできますしね。私の好みは、本格派のお店。お衣装が命です(笑)。まあね、髪結いなんかもして本格仕様になってくると、度々できる金額でもないので(軽く旅行に行けちゃいます)、あまり頻繁には行けないんですがね(--;)。年齢的にどうなんだという問題も出てくるわけなんですが、そこはやったもん勝ちということで(笑)。
 それと、十二単の姫(?)に変身させてくれるところもあると知り、喜んで変身。こういったことは、需要があるから成り立つものなので、ああ、私だけじゃないんだ、と妙に安心(笑)。
 ま、そんなこんなで着物好きから変身好きになってしまったわけであります(爆)。ストレス解消の一環でもありますね。
 ただ、もうそろそろ舞妓ちゃん変身は卒業かなと思っておりまして。さすがにもう年齢が年齢ですし(^^;)。そして、一通りやりたいことはやり切った感があるんですよね。最初は、12か月すべての花簪を挿すのが目標でしたが、それも一通り挿せたし。大好きなお店が閉店してしまったのも大きいですし~。


 そこで、着物の魅力を伝えるべく(!?)、変身した時のレポート(そんな大層なものでもないですけど…)なんぞを載せようかなと思っています。あわよくば、巻き添え食ってくれる方随時募集中です(笑)。どうですか!?(笑)

 だから最初に言ったでしょ?完全なる自己満足だ、って(笑)。
 引き返すなら今のうちですよ(笑)。

 
 改めて、気持ち悪いくらい変身してますね(;´∀`)。まあ、よろしければ、しばしお付き合いくださいませ。…