地蔵院(竹の寺)

1367年 細川頼之創建
 

臨済宗天龍寺派
 

本尊 地蔵菩薩

 

 「竹の寺」とも呼ばれる竹林の美しい寺院。
 一休禅師が幼少を過ごされた寺としても有名。
 もとは歌人の藤原家良公が山荘を営んでいた場所。室町管領の細川頼之公により夢窓国師の高弟・宗鏡禅師を迎え伽藍が建立された。
 竹林と苔に囲まれた清々しい参道を抜けると、本堂に出る。本尊の地蔵菩薩は、最澄がつくったといわれる延命安産の地蔵菩薩。
 本堂から方丈へ向かう。こちらも苔と緑の木々が美しい。そして、方丈の庭園は十六羅漢の庭と呼ばれるお庭。方丈からお庭を眺めてまったり。とてもごろんと横になりたくなる衝動に駆られる。…ふと見上げると、「横にならないでください」の貼り紙…。同じこと思う人、絶対多いんだ~(^_^;)。
 まったりのんびり、静かな時間が流れていた。
 残念ながら、十六羅漢の庭の写真撮影は禁止されていたので、写真はありません。